水道メーターを取り替えるよう言われた(愛知時計電機 SD13SⅡに取替)
法律で定められた有効期間の満了に伴い、私設の水道メーターを新品に取り替えました。
修理の概要
空間 | 外部 |
内容 | 水道メーター(私設)の取替 |
価格(税込) | 18,700円 |
作業時間 | 15分 |
商品 | 水道メーター 愛知時計電機 高機能型乾式水道メーター SD13SⅡ |
施工前
建物概要
場所 | 碧南市 |
建物 | 戸建て |
既設品番 | 愛知時計電機 SD13SⅡ (2014年製造) |
依頼時の症状や要望(修理のきっかけ)
市役所から連絡があり、「(下水道に流さない水の量を計るための私設の)水道メーターを取り替えてください」と言われた。
当店の対応
水道メーターを新品に取り替えました。
修理のポイント
ポイント1 水道メーターには使用期限がある
料金の徴収など取引又は証明に使用される水道メーターなどの計量器には有効期間があり、有効期間内のものを使用しなければならないと法律で定められています(計量法第16条)。
水道メーターの有効期間は8年。今回の水道メーターは平成26年(2014年)に製造されたもので、これは同時期に検定等に合格し、有効期間が開始したことを意味しています。つまり、間もなく有効期間の満了、すなわち使用期限を迎えるところでした。
有効期限が過ぎた水道メーターを使い続けたら、6か月以下の懲役、もしくは50万円以下の罰金に処され、またこれを併科されます(計量法第172条)。
ポイント2 下水道料金は、下水道に流した水の量で決まる
下水道料金は、下水道に流した水の量で決まります。下水道に流す水の量は、一般的には蛇口などから出る水の量と同じであることが多く、これは水道メーターで計る量と一致するので、その値を使って料金が算出されます。
ところが、水道メーターで計る量と下水道に流す水の量が一致しない場合があります。井戸水を生活用水として使っている、あるいは水道水を原材料として使っている場合などです。水道メーターで計る量よりも下水道に流す量の方が、前者は多く、後者は少なくなります。つまり、下水道に流す水の量を正しく知るためには、加えるべき、あるいは差し引くべき量を計るための、別の水道メーターが必要なのです。
水道メーターは水道の供給者である市町村から貸与(公設)されますが、この別の水道メーターは使用者による自費設置(私設)です。よって有効期間満了に伴う更新費用も使用者の負担です。
同様の修理の詳しいサービス内容
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