便器の水漏れが止まらない(LIXIL アメージュ便器リトイレに取替)
水漏れの原因が陶器の劣化であり修理ができなかったため、オーナーの了解を得てタンクや便座を含めた便器の取替を行いました。
修理・リフォームの概要
空間 | トイレ |
内容 | 便器と普通便座の取替 |
価格(税込) | 11.3万円 |
工事期間 | 2時間 |
商品 | 便器 LIXIL アメージュ便器 リトイレ YBC-Z30H/BW1 タンク LIXIL アメージュ便器 リトイレ YDT-Z380H/BW1 普通便座 LIXIL スローダウン付き CF-49AT/BW1 |
施工前
建物概要
場所 | 碧南市 |
建物 | 賃貸アパート |
築年数 | 34年 |
取替前 | 便器 INAX C-18S タンク INAX DT-810 |
依頼時の症状や要望(修理・リフォームのきっかけ)
「トイレのタンクから水が漏れる」という依頼に対処をしましたが、陶器の摩耗によりパッキンが上手く当たらず、水漏れは止まりませんでした。
当店の対応とご提案(よりよくなるための工夫)
既存の商品は販売が終了しており、部分的な取替はできないため、タンクや便座も含めた便器の取替を提案しました。
修理・リフォームのポイント
ポイント1 便器とタンクの接続部から水漏れ
タンクを便器に固定するボルトの先端から水滴が落ちています。これは、便器とタンクの接続部に使われている「密結(みっけつ)パッキン」という部品の劣化によって、まれに発生する水漏れです。
ポイント2 密結パッキンを取り替えても止まらない水漏れ
密結パッキンの劣化が水漏れの原因であれば、新品に取り替えることで解決するのですが、今回はその処置では水漏れが止まりませんでした。
原因を確定することは困難であり、あくまでも推測ですが、上体をもたれかけるなどしてタンクに力が加わり、陶器が摩耗してパッキンが上手く当たらないことで止水ができないと考えられます。
ポイント3 リフォーム仕様のトイレで工事期間を短縮
床を貫通して便器につながる排水管。このパイプの芯から奥の壁面まで距離を特別に「排水芯」と呼びます。既存の便器と取替用の便器で排水芯が異なる場合、かつては、床板をはがして排水管の配管替えを行う必要がありました。
現在では様々な排水芯に対応できるリフォーム仕様の便器が各メーカーでつくられています。リフォーム仕様の便器により工期が短縮(今回は2時間)でき、お客様にも喜ばれています。
参考 さまざまな排水芯のトイレ交換に対応できるリフォーム用もラインアップ(※ページ中段以降に記載)
同様の修理・リフォームの詳しいサービス内容
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便器の取替